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火山と友達になり、南国の楽園を自動化する。『Factory Town 2: Paradise』は、癒やしと歯ごたえを両立した工場タウンビルダー

文・みんなのインディー編集部·2026.07.19·Factory Town 2: Paradise
火山と友達になり、南国の楽園を自動化する。『Factory Town 2: Paradise』は、癒やしと歯ごたえを両立した工場タウンビルダー

工場自動化ゲームの気持ちよさと、街づくりの温かさ。そのふたつを、南国の楽園でまるごと味わえる——そんな贅沢な一本だ。

『Factory Town 2: Paradise』は、個人開発者 Erik Asmussen が手がける、タウンビルダーと工場シミュレーターを組み合わせた作品だ。人気作『Factory Town』の続編にあたり、巨大な火山のふもとに広がるトロピカルな島を舞台に、巨大な自動化工場を築いていく。2026年7月14日に早期アクセスとして配信が始まり、Steamでは「好評」94%(47件)と好スタートを切っている。

無人島から、複数の島にまたがる大都市へ

物語は、ぽつんと浮かぶ無人島から始まる。家、農場、生産施設、店舗を配置して町を建設していくと、町民たちがすぐに島へ集まり、必要な作業を引き受けてくれる。

道路、橋、電車、そしてベルトコンベアですべてを接続し、経済を活性化させていく。食べ物や水、住居で島民を幸せにすれば、あなたの小さな村はやがて複数の島にまたがる大都市へと発展する。青い海に点在する島々を、物流のネットワークでつないでいく光景は壮観だ。

火山と友好を築き、新たな技術を解放する

本作最大の個性が、島にそびえる火山との関係だ。火山にアイテムを捧げて友好を深めると、新しいレシピ、テクノロジー、アップグレード、さらには建設できる新しい島までもが解放されていく。

トロピカルドリンク、コーヒー、デザート、ジュエリー、本、ポーション——生産できるアイテムは実に多彩だ。しかも各アイテムには労働者を強化する独自のステータスが設定されており、手持ちの資源と町のニーズを見比べながら、「今、何を作るのが最適か」を考える戦略性がある。ただ流すだけではない、頭を使う楽しさがここにある。

水を制し、風車と水車で動力を生む

前作から大きく進化したのが、リアルな水の物理法則だ。溝を掘ってダムを設置し、山の泉から農場までの水の流れを制御して、それぞれの農場に適切な水量を届ける——この治水そのものが、ひとつのパズルになっている。

さらに、水車と風車を使って食品工場に動力を与え、電気を生成する。昼夜サイクル、改良された街のシミュレーション、操作可能なアバター、そしてカタパルトやジップラインといった新しい移動手段——前作のファンにも、新しく、さらに洗練された体験が用意されている。

ストレスなく、じっくり実験できる

これだけ奥深いシステムを備えながら、本作はプレッシャーとは無縁だ。ストレスの原因となるペナルティや、時間的な締め切りは存在しない。だからこそ、リラックスして実験を重ね、クリエイティブに町を組み上げていける。

試行錯誤しながら物流を最適化し、少しずつ理想の生産ラインへ近づけていく。うまく回り始めた工場を眺めているだけで、時間を忘れてしまう——工場自動化ゲームならではの中毒性が、南国ののどかな空気とともに味わえるのだ。

気になる点も正直に

夢中になれる一本だが、把握しておきたい点もある。

まず、本作は早期アクセス作品だ。今後のアップデートでコンテンツやバランスが変化していく前提であり、現時点でレビュー件数もまだ多くはない。長期的な完成度を重視するなら、正式リリースを待つ選択肢もある。

また、システムは自由度が高い反面、工場自動化ゲームに不慣れな人は、物流の組み方に最初は戸惑うかもしれない。もっとも、時間的プレッシャーがないため、自分のペースでじっくり学べる設計にはなっている。腰を据えて仕組みづくりに向き合える人ほど、深くハマれる作品だ。

楽園で回す、自分だけの経済

『Factory Town 2: Paradise』は、工場自動化の歯ごたえと、街づくりの温かさ、そして火山という遊び心あふれる要素を、南国の楽園にひとつにまとめた意欲作だ。無人島から大都市へ、水を制し、火山と友好を築きながら、自分だけの経済を少しずつ組み上げていく。

日本語に対応し、価格は3,150円(記事執筆時点で10%オフの2,835円)。工場自動化やタウンビルダーが好きな人、のんびりと仕組みづくりに没頭したい人には、早期アクセスの今から触れる価値が十分にある一本だ。まずは無人島に、最初の一軒を建てるところから。


基本情報

開発: Erik Asmussen

販売: Erik Asmussen

リリース日: 2026年7月14日(早期アクセス)

価格: 3,150円(記事執筆時点で10%オフ・2,835円のセール表示あり)

プラットフォーム: Steam(Windows)

プレイ人数: 1人

言語: 日本語・英語ほか多言語対応

ジャンル: 工場自動化、街づくり、シミュレーション、ストラテジー、インディー

Steam評価: 好評(94% – 47件のレビュー)


公式ページ

Steam: https://store.steampowered.com/app/3312130/Factory_Town_2_Paradise/

Game Data
タイトル
Factory Town 2: Paradise
開発
Erik Asmussen
ジャンル
工場自動化 / 街づくり / シミュレーション / ストラテジー / インディー
難易度
中級者向け
Steam評価
好評(94% – 47件)

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