
地獄でも過疎化問題?閻魔大王の苦肉の策
Steam を漁っていたら、なんとも不思議なゲームに出会った。『Who’s Next?』——直訳すれば「次は誰だ?」だが、これがとんでもない設定のパーティーゲームだったのだ。

舞台は伝統的な韓国の地獄。どうやら地獄も少子高齢化の波に押され、人口が増えすぎて困っているらしい。そこで閻魔大王(キング・ヨムラ)が考えた解決策が、なんとバトルロイヤル形式の「転生権争奪戦」。最後まで生き残った者だけが現世への転生を許されるという、まさに地獄版『Hunger Games』である。
これぞ究極の鬼ごっこ!全員が狩る者であり獲物である
ゲーム開始時、プレイヤーは4~10人で円を描くように一列に並ぶ。そして重要なのがここからだ。各プレイヤーには「魂の役割」が割り当てられ、自分が誰を消去すべきかが指定される。ただし、誰が自分のターゲットなのかは最初はわからない。

つまり、全員が「ハンター」であり「プレイ」でもある状況だ。自分の前にいる人物を見つけ出し、正しく排除しなければならない。しかし間違った相手を攻撃してしまうと、その攻撃は自分に跳ね返ってくる。この絶妙な推理要素とスリルが、単なる鬼ごっこを戦略的な心理戦に昇華させている。
情報収集が生命線!タスクと会話で真実を見極めろ
ゲーム中にはさまざまなタスクが用意されており、これをクリアすることで重要な手がかりを入手できる。「誰が誰を狙っているのか」「自分のターゲットは誰なのか」——こうした情報を断片的に集めながら、全体像を組み立てていく作業は、まさに推理ゲームの醍醐味だ。

さらに重要なのが、他プレイヤーとのコミュニケーション。リアルタイム音声チャット機能により、疑心暗鬼の中での交渉や情報交換が可能になっている。「私はあなたのターゲットではない」「一緒にあの人を調べよう」——こうした駆け引きの中で、同盟が結ばれ、裏切りが生まれる。
カスタマイズ可能なルールで無限の楽しさ
本作の魅力は、その圧倒的なカスタマイゼーション性にもある。20以上のゲームオプションが用意されており、プレイヤーの好みに合わせて細かくルール調整が可能だ。ゲーム時間の長さ、特殊能力の有無、情報開示レベルなど、組み合わせ次第で全く違ったゲーム体験を作り出せる。
韓国風のカートゥーンスタイルのアートデザインも秀逸で、地獄という恐ろしい設定にもかかわらず、どこか愛らしいキャラクターたちが登場する。10種類のユニークなキャラクター、アニメーション付きの豊富なスキン、そして2つのゲームモードと背景が用意されており、視覚的にも飽きることがない。
Early Accessでも完成度の高さに驚き
現在 Early Access として展開中の本作だが、すでに Steam で「非常に好評」の評価を獲得している。105件中86%が肯定的なレビューという数字は、Early Access タイトルとしては上々の結果だ。

開発者の HellAssociation は、プレイヤーからのフィードバックを積極的に開発に反映していく姿勢を見せており、正式版に向けて更なるソウル(魂の役割)、モード、背景の追加を予定している。また、2025年第2四半期には Mac、iOS、Android 版もリリース予定で、真のクロスプラットフォーム体験が実現される見込みだ。
基本情報
タイトル: Who’s Next?
開発・パブリッシャー: HellAssociation
プラットフォーム: PC (Steam), Mac/iOS/Android (2025年Q2予定)
価格: 580円(20%オフ、2月21日まで)
プレイ人数: 4-10人
対応言語: 日本語対応
ジャンル: カジュアル、マルチプレイヤー、戦略、ソーシャル推理
リリース日: 2026年2月6日(Early Access: 2025年2月27日)
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