
「ダイスゲームって運ゲーでしょ?」
そう思っていた時期が、筆者にもありました。
でも、2025年1月31日にSteamで早期アクセスが開始された『Dobbel Dungeon』をプレイして、その考えは完全に覆された。このゲーム、確かにダイスを振るんだけど……めちゃくちゃ戦略的なんですよ!!
開発は個人開発者のFluxterによるもので、ローグライクダンジョンクローラーとデッキ構築、そしてダイスロールを組み合わせた新感覚のターン制戦略ゲーム。Steam評価は「圧倒的に好評」で、90%以上の高評価を獲得している注目作だ。
ダイスとカードの融合が生み出す中毒性
『Dobbel Dungeon』の最大の特徴は、ダイスの目がカードの効果を決定するというシステムにある。
プレイヤーは毎ターン、複数のダイスを振る。そして、手札にあるカードを使用する際に、そのダイスの目を割り当てることで効果が発動する仕組みだ。

たとえば、「攻撃カード」に「6」の目を割り当てれば強力な一撃になるし、「3」を割り当てれば控えめなダメージになる。シンプルだけど、この仕組みが驚くほど奥深い。
最初は「ダイスの目次第じゃん」と思うんですよ。でも違う。プレイしていくうちに気づくんです。
「このカードには低い目を使って、あのカードには高い目を残しておこう」 「この敵には小さなダメージを複数回与えて、あの敵には一撃必殺を狙おう」
こういった判断が、めちゃくちゃ楽しい。ダイスという運要素がありながら、プレイヤーの選択次第でいくらでも状況を好転させられる。これこそが『Dobbel Dungeon』の魅力だ。
デッキ構築で広がる無限の可能性
本作はローグライクデッキ構築ゲームでもある。
ダンジョンを進むにつれて新しいカードを獲得し、自分だけのデッキを組み上げていく。カードの種類は攻撃、防御、回復、バフ、デバフと多岐にわたり、それぞれにユニークな効果が設定されている。

筆者が特に気に入っているのは、「ダイスの目を操作するカード」の存在だ。
たとえば、「ダイスの目を+1する」「2つのダイスの目を入れ替える」「ダイスを振り直す」といったカードがある。これらを駆使すれば、運要素をコントロールできるようになる。
運ゲーと思いきや、実は運をコントロールするゲームだったんですよ!

デッキ構築の自由度も高く、攻撃特化、防御重視、ダイス操作特化など、さまざまなビルドが楽しめる。何度も挑戦して試行錯誤するうちに、「このシナジーが強い!」と発見する瞬間がたまらない。
ターン制戦略の深み
本作はターン制バトルを採用しており、敵の行動パターンを読みながら慎重に立ち回る必要がある。
敵は次のターンで何をしてくるかが表示されるため、それに合わせて防御を固めたり、先手を打ったりする戦略性が求められる。

さらに、敵にもダイスが存在する。敵のダイスの目によって攻撃力や行動が変わるため、こちらも予測しながら対応しなければならない。
「あの敵は高い目を出したから、次は強力な攻撃が来る。今のうちにシールドを張っておこう」
こんな判断が求められるのが、じつに楽しい。
ボス戦は特に緊張感があり、1ターンのミスが命取りになることも。でも、その分クリアしたときの達成感は最高だ。
早期アクセスでも充実のコンテンツ
本作は現在早期アクセス中だが、すでに十分なボリュームがある。
複数のキャラクター、数百枚のカード、多様な敵とボス、そしてランダム生成されるダンジョン。何度プレイしても新鮮な体験ができる。

開発者のFluxterは、今後のアップデートで新キャラクター、新カード、新エリア、そして最終ボスを追加予定だと発表している。コミュニティの意見を取り入れながら開発を進めているため、今後の展開にも期待が持てる。

こんな人にオススメ
『Dobbel Dungeon』は、以下のような人に特にオススメだ。
- 『Slay the Spire』や『Monster Train』などのデッキ構築ローグライクが好きな人
- ダイスゲームに興味があるけど、運だけでは物足りないと感じる人
- ターン制戦略ゲームで頭を使いたい人
- リプレイ性の高いゲームを求めている人
「運ゲー」と「戦略ゲー」の絶妙なバランスを実現した本作は、中毒性が非常に高い。気づけば何時間もプレイしてしまう魅力がある。
ダイスとカードで運命を切り拓く冒険に、ぜひ挑戦してみてほしい。
基本情報
タイトル: Dobbel Dungeon
開発元: Fluxter
パブリッシャー: Fluxter
配信日: 2026年2月17日
プラットフォーム: PC(Steam)
価格: 2,300円(Steam)
対応言語: 英語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、簡体字中国語、韓国語
プレイ人数: 1人
Steam評価: 圧倒的に好評(90%以上の高評価)



