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舞台は「地球まるごと」。たった一人で作られた終末RTS『Machinefall』が、宇宙から街角までシームレスに戦場にする

文・みんなのインディー編集部·2026.07.12·Machinefall
舞台は「地球まるごと」。たった一人で作られた終末RTS『Machinefall』が、宇宙から街角までシームレスに戦場にする

「地球全体がマップ」——その一言だけで、心をつかまれてしまった。

『Machinefall』は、Jan Zizka 氏がたった一人で作り上げた終末後のリアルタイムストラテジー(RTS)だ。2026年7月10日にリリースされたばかりの新作ながら、その途方もないスケールが話題を呼び、Steamのストラテジー系チャートを駆け上がっている注目作である。Steam評価も「好評」90%と、幸先の良いスタートを切っている。

宇宙から街角まで、シームレスにつながる「本物の地球」

本作最大の売りは、なんといってもプレイ可能なマップが地球まるごとであることだ。カメラを引けば地球全体を見渡す衛星視点になり、ぐっと寄っていけば、そのまま個々のユニットや街路のレベルまで、切れ目なく(シームレスに)ズームしていける。

このスケール感は、実際に触れると本当に圧巻だ。世界地図の上に自分の拠点を築き、そこから戦線が広がっていく——グローバルな俯瞰と、ミクロな戦闘の両方を、一つの地続きの世界で体験できる。個人開発とは思えない、途方もない野心が形になっている。

機械の群れに滅ぼされた世界で、人類最後の survivors を率いる

物語の舞台は、機械の虫の群れによって文明がほぼ滅ぼされた終末後の未来。プレイヤーは、世界地図のどこかに取り残されたほんの一握りの生存者からスタートし、人類最後の希望を率いていくことになる。

やることは王道のRTSだ。基地を建設し、資源を集め、ユニットを揃え、押し寄せる圧倒的な機械の群れとの大規模な戦いに臨む。そして本作ならではの醍醐味が、石器時代から原子力時代まで、技術時代を進めていく進行だ。原始的な武器で機械にしがみつくところから始まり、少しずつテクノロジーを積み上げ、やがて近代兵器で機械の大軍に立ち向かう——この文明を再構築していく感覚が、長期的なやり込みの軸になっている。

気になる点も正直に

夢のあるタイトルだが、リリースされたばかりの個人開発作ということもあり、粗さもはっきりある。

海外レビューで指摘されるのは、まずバグやパフォーマンス面の粗削りさだ。壮大なスケールを実現している反面、動作の不安定さや最適化の甘さが見られ、まだ磨き込みの余地が残る。また、建物やユニットの種類がやや限られている点、そしてマルチプレイヤーが用意されていない点も、RTSとして物足りなさを感じる人はいるだろう。

とはいえ、これらは「一人で地球規模のRTSを作り上げた」という前提に立てば、むしろ驚くべきは実現できている部分の方だ。今後のアップデートで細部が磨かれていけば、化ける可能性を秘めた原石だと感じる。

個人開発の野心が詰まった、スケールの怪物

『Machinefall』は、完成され尽くした大作RTSではない。だが、「地球全体を戦場にする」という誰もが一度は夢想するアイデアを、たった一人で本当に形にしてしまった、その野心と実行力に価値がある。

日本語にも対応し、定価1,900円(記事執筆時点で15%オフの1,615円)というワンコイン級の手軽さも魅力だ。多少の粗さを「伸びしろ」として楽しめる人、そして何よりこの途方もないスケールを自分の目で確かめたい人にとっては、十分に手を出す価値のある一本だろう。宇宙から街角まで、あなたの手で地球を取り戻してほしい。


基本情報

開発: Jan Zizka

販売: Jan Zizka

リリース日: 2026年7月10日

価格: 1,900円(記事執筆時点で15%オフ・1,615円のセール表示あり)

プラットフォーム: PC(Windows)

プレイ人数: 1人(マルチプレイヤーなし)

言語: 日本語・英語ほか多言語対応

ジャンル: リアルタイムストラテジー、サバイバル、ポストアポカリプス、インディー

Steam評価: 好評(90% – 41件のレビュー)


購入リンク

Steam: https://store.steampowered.com/app/3213120/Machinefall/

Game Data
タイトル
Machinefall
開発
Jan Zizka
ジャンル
ストラテジー / リアルタイムストラテジー / インディー / サバイバル / ポストアポカリプス
難易度
中級者向け
Steam評価
好評(90% – 41件)

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