
チンチロ?ギャンブル?いやいや、これサバイバルホラーでしょ
Steam で『メンヘラリウム』を見つけたとき、正直「また変なインディーゲームか」って思った。でも、プレイしてみたら予想の斜め上どころか、完全に別次元だった。
目が覚めたら地下室。目の前には満面の笑みを浮かべた”メンヘラちゃん”(CV:夏吉ゆうこ)。「死ぬまで一緒に遊ぼうね♡」って、その可愛い声で言われるセリフじゃないでしょ。しかも賭けるのは血液。チンチロで負けたら血を抜かれる。7日間生き延びなきゃいけない。
最初は「チンチロって何?」状態だったんだけど、これ『カイジ』でお馴染みのサイコロギャンブルなんですよね。3つのサイコロを振って、出目の組み合わせで勝負する。ゾロ目が最強、123が最弱。シンプルなルールなのに、これがまた命がけになると恐ろしい。
イカサマ上等!サイコロ改造でメンヘラちゃんに挑む
このゲームの面白いところは、メンヘラちゃんがイカサマを許してくれるところ。いや、許してくれるっていうか「頑張って足掻くあなたを応援してます♡」って。この子、本当に怖い。

デッキ構築ローグライトの要素がここで輝く。毎日の勝負で稼いだコインで、サイコロの出目を張り替えたり、イカサマアイテムを購入できるんです。全部6の目にしたサイコロとか、出目を強制的に変更できるアイテムとか。
でもメンヘラちゃんも黙ってない。毎日「ギミック」っていう理不尽なルールを突きつけてくる。「メンヘラちゃんは必ず456を出します」とか「あなたのHPが10倍になります(スコア条件も10倍)」とか。しかも3択から選ばされる。どれも地獄。
ここでデッキ構築の戦略性が試される。お守り(タリスマン)の選択、サイコロのカスタマイズ、アイテムの使いどころ。すべてが生死を分ける。特にタリスマンは強力で、特定の出目に倍率をかけたり、特殊効果を発動したりする。
1回のプレイが意外と短い!でもやめられない中毒性
『Slay the Spire』や『Balatro』をプレイしたことがある人なら、この感覚わかるはず。1周が比較的短いから「もう1回だけ…」が止まらない。7日間を生き延びるのに、慣れれば1時間ほど。

ただ、海外レビューでも指摘されてたけど、バランスがかなり極端。運次第で無理ゲーになることもあれば、タリスマンとサイコロの組み合わせが決まると無双できることも。特に「パンティ」っていうアイテムを受け取ると…まあ、プレイしてみてください。
Steam評価は驚異の97%好評(119件のレビュー)。価格は1,200円で、3月4日まで20%オフの960円。体験版も公開されてるから、気になる人はまず試してみるのもアリ。
製品版では難易度選択が追加されて、「ストーリー」モードと「ローグライト」モードのレベル制が実装された。初心者でもストーリーを楽しめるし、ガチ勢は高難易度に挑める。
メンヘラちゃんの声がマジで怖可愛い
夏吉ゆうこさんのボイスが本当に秀逸。「ウマ娘」のシュヴァルグラン役や「超かぐや姫!」のかぐや役で知られる実力派声優さんなんだけど、このメンヘラちゃん役がヤバい。

甘えた声で「ちゅ〜っと、血を抜いちゃう♡」とか言われると、背筋がゾクッとする。可愛いんだけど怖い。怖いんだけど可愛い。この絶妙なバランスが、ゲーム全体の不穏な雰囲気を作り出してる。
ビジュアルもアニメ調で可愛らしいんだけど、血を抜かれるシーンはちゃんとダークな演出。設定で血の表現を調整できるから、苦手な人も安心。
音楽も素晴らしくて、特に3日目と4日目にかかる曲がめちゃくちゃキャッチー。海外レビューでも「このトラックだけのためにまたプレイしたくなる」って書かれてた。
運と戦略が交差するギャンブルローグライト
このゲームの本質は、純粋な運ゲーをどこまで戦略で覆せるかっていう挑戦。チンチロはサイコロ運に左右されるけど、デッキ構築要素がそこに深みを与えてる。
5回のリロールをいつ使うか。どのサイコロを優先的に改造するか。タリスマンをどう組み合わせるか。アイテムをどのタイミングで使うか。考えることは意外と多い。

ただし、海外レビューが指摘してるように、チンチロそのものに飽きる人はいると思う。基本的にはサイコロを振ってるだけだから。でも逆に言えば、シンプルなルールだからこそ、誰でも入り込みやすい。
『Balatro』がポーカーをローグライト化して大ヒットしたように、『メンヘラリウム』はチンチロをローグライト化した意欲作。日本の伝統的なギャンブルゲームを、現代的なゲームデザインで蘇らせてる。
OVERKILLを狙え!スコアを超えればメンヘラちゃんもご満悦
毎日設定されるスコア目標を達成すれば次の日に進める。でも、目標を大幅に超える「OVERKILL」を達成すると、メンヘラちゃんが大喜び。製品版では、OVERKILL達成時にHPが減少しなくなるアップデートも入った。

「メンヘラネットワーク」っていう評価画面も面白い。「好感度」「根性」「生命力」の3つの指標でプレイヤーを評価して、それに応じてコインが支給される。このコインで次の日に備えるわけだけど、お金が足りなくて詰むこともある。
リプレイ性も高くて、複数のエンディングが用意されてる。どうやって生き延びるか、あるいは…まあ、それはプレイしてのお楽しみ。
開発は日本のインディーチーム「テスカトリポカ」、パブリッシャーは「Phoenixx Inc.」。日本発のユニークなローグライトとして、海外でも注目を集めてる。
基本情報
ゲームタイトル: メンヘラリウム(Menherarium)
ジャンル: デッキ構築ローグライト / ギャンブル / 心理的ホラー
プラットフォーム: PC(Steam)
リリース日: 2026年2月18日
価格: 1,200円(3月5日まで20%オフで960円)
開発: テスカトリポカ
パブリッシャー: Phoenixx Inc.
対応言語: 日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)
Steam評価: 非常に好評(97%ポジティブ / 119件のレビュー)
プレイ時間: 1周約1〜2時間
難易度: 選択可(ストーリーモード / ローグライトモード)
声優: 夏吉ゆうこ(メンヘラちゃん役)



