おすすめ記事焼いて、揚げて、逃げ延びろ。『Happy's Humble Burger Cult』は、マイクに向かって叫ぶ最大4人の狂気のクッキングホラー閉店後の店から、生きて出られるか。協力型パズルホラー『Storebound』は、仲間との連携が命綱になる恐怖の脱出行電車でトニー・ホーク?重力を無視して日本を駆ける『電車アタック(Denshattack!)』は、爽快トリックアクションの怪作火山と友達になり、南国の楽園を自動化する。『Factory Town 2: Paradise』は、癒やしと歯ごたえを両立した工場タウンビルダータイマーもプレッシャーもゼロ。『A Game About Chopping Trees』は、ただ木を切る心地よさに満ちた瞑想的スローライフなぜ今までなかった?チェス盤の上をモフモフが駆ける『Cat Chess』は、可愛くてカオスな「猫のチェス」掘るたびに強くなる。インクリメンタル採掘ゲーム『Rock Bottom』は、「あと一回」が永遠に止まらないワンコインの沼 おすすめ記事焼いて、揚げて、逃げ延びろ。『Happy's Humble Burger Cult』は、マイクに向かって叫ぶ最大4人の狂気のクッキングホラー閉店後の店から、生きて出られるか。協力型パズルホラー『Storebound』は、仲間との連携が命綱になる恐怖の脱出行電車でトニー・ホーク?重力を無視して日本を駆ける『電車アタック(Denshattack!)』は、爽快トリックアクションの怪作火山と友達になり、南国の楽園を自動化する。『Factory Town 2: Paradise』は、癒やしと歯ごたえを両立した工場タウンビルダータイマーもプレッシャーもゼロ。『A Game About Chopping Trees』は、ただ木を切る心地よさに満ちた瞑想的スローライフなぜ今までなかった?チェス盤の上をモフモフが駆ける『Cat Chess』は、可愛くてカオスな「猫のチェス」掘るたびに強くなる。インクリメンタル採掘ゲーム『Rock Bottom』は、「あと一回」が永遠に止まらないワンコインの沼 
ホーム/記事/ホラー
Review / レビュー

焼いて、揚げて、逃げ延びろ。『Happy's Humble Burger Cult』は、マイクに向かって叫ぶ最大4人の狂気のクッキングホラー

文・みんなのインディー編集部·2026.07.19·Happy's Humble Burger Cult
焼いて、揚げて、逃げ延びろ。『Happy's Humble Burger Cult』は、マイクに向かって叫ぶ最大4人の狂気のクッキングホラー

ハンバーガーを焼く。ポテトを揚げる。ドリンクを注ぐ。……そして、命からがら逃げる。この落差こそが、本作の狂った魅力だ。

『Happy’s Humble Burger Cult』は、Scythe Dev Team が手がけ、tinyBuild が販売する、最大4人対応のカオスな一人称クッキングホラーだ。カルト的人気を博した『Happy’s Humble Burger Farm』の続編(旧称 Burgatory)にあたり、Paragon社の現実歪曲シミュレーションのさらなる深淵を描く。2026年7月16日にリリースされ、Steamでは「非常に好評」90%(163件)を獲得している。

作って、出して、ノルマを達成しよう

あなたとクルーは、Paragon社の実験に参加するために雇われた。任務は一見、ごく普通のファストフード店の仕事だ。ハンバーガーを焼き、サイドメニューを揚げ、飲み物を注ぎ、レジを打ち、ノルマを達成して、お客様を満足させる——ただそれだけ。

だが、シフトは常に時間との戦いであり、最後には必ずキッチンが勝つ。注文が押し寄せ、手が回らなくなり、店内は少しずつ混乱に飲み込まれていく。仲間と役割を分担し、慌ただしく調理をさばいていくその手触りは、協力型クッキングゲームとしてすでに十分に楽しい。……問題は、これがホラーゲームだということだ。

シミュレーションが崩壊し、マスコットが狩りを始める

シフトが進み、シミュレーションが崩壊すると、状況は一変する。あの伝説のマスコット「アセットジョイ」が封鎖を破り、血を求めて帰ってくるのだ。獣が狩りを始めたら、店を閉めて脱出するしかない。しかも、逃げるチャンスはたった一度きり。

さっきまで賑やかだったキッチンが、一瞬にして命がけの逃走劇の舞台へと変わる。ノルマ達成の緊張感と、狩られる恐怖。このギアの切り替わりが、本作ならではの独特なスリルを生んでいる。生きて脱出できれば、稼いだお金はあなたのもの。ブースターに使うも、より過酷な契約に賭けるも自由だ。

壁に耳あり——マイクに反応する呪文システム

本作最大の仕掛けが、マイクに向かって発された言葉に反応するという点だ。間違った言葉を口にすれば、アセットジョイに聞かれてしまう。逆に、正しい呪文を唱えれば、キッチンが歪む。

呪文を利用して状況を有利にする方法と、絶対に口にしてはいけない言葉——その両方を覚えておくことが、生存の鍵になる。仲間とのボイスチャットそのものがゲームシステムに組み込まれているため、「うっかり口を滑らせて全員が危機に陥る」といった、笑ってしまうほどスリリングな展開が生まれる。声で遊ぶホラーとして、実にユニークな設計だ。

シフトごとに変化する、35種類以上の狂気

同じシフトは二度とない。35種類以上のモディファイアが、プレイのたびに異なる狂気を生み出す。ラッシュアワーでは客足が増えて利益が上がる一方、混乱も倍増する。「暴言禁止」では、誰かがマイクで暴言を吐くたびにチーム全体にペナルティ。「バックバーナー」では、シフトの途中で全レシピが書き換えられる——。

多彩なメニューを揃えた6つのレストラン、ミニゲームやソーシャルスペースを備えたロビーなど、繰り返し遊ぶための懐の深さも十分だ。仲間と組み合わせを変えながら、何度でも新しいカオスに飛び込める。

気になる点も正直に

夢中になれる一本だが、性質は理解しておきたい。

まず、本作は協力プレイとマイク使用が前提の設計だ。ボイスチャットに反応する呪文システムが体験の核であり、マイクを使える仲間と遊んでこそ真価を発揮する。ソロやマイクなしでは、本来の面白さを味わいきれない。

また、忙しい調理と突然の逃走が交互に押し寄せるため、じっくり腰を据えたホラーや、静かな探索を求めると方向性が違う。カオスと笑いと悲鳴が入り混じる、パーティー的なノリを楽しめるかどうかが分かれ目だ。逆に言えば、その混沌にノれる仲間がいれば、これ以上ないほど盛り上がる。

仲間と叫び、笑い、逃げ延びろ

『Happy’s Humble Burger Cult』は、「ファストフード店の労働」という日常に、狂気のマスコット、マイク反応型の呪文、35種以上のモディファイアを叩き込み、唯一無二のカオスな協力クッキングホラーを作り上げた怪作だ。焼いて、揚げて、叫んで、逃げる——その全部が、仲間と一緒だからこそ最高に楽しい。

日本語に対応し、価格は1,400円(記事執筆時点で20%オフの1,120円)。友人とワイワイ怖がりたい人、既存のホラーの枠に収まらない体験を求める人には、迷わずおすすめできる。さあ、再び狂気の世界に飛び込む覚悟はできましたか?


基本情報

開発: Scythe Dev Team

販売: tinyBuild

リリース日: 2026年7月16日

価格: 1,400円(記事執筆時点で20%オフ・1,120円のセール表示あり)

プラットフォーム: Steam(Windows)

プレイ人数: 1〜4人(協力プレイ対応・マイク推奨)

言語: 日本語・英語ほか多言語対応

ジャンル: ホラー、協力プレイ、クッキング、アクション、インディー

Steam評価: 非常に好評(90% – 163件のレビュー)


公式ページ

Steam: https://store.steampowered.com/app/3453910/Happys_Humble_Burger_Cult/

Game Data
タイトル
Happy's Humble Burger Cult
開発
Scythe Dev Team
ジャンル
ホラー / 協力プレイ / クッキング / アクション / インディー
難易度
中級者向け
Steam評価
非常に好評(90% – 163件)

最新情報をお見逃しなく

新作ゲームのレビューや特集を定期的にお届けします。

をフォロー →